【授業紹介】スタジオ実習
スタジオ実習概要
スタジオ実習とは、学校に併設されたレコーディングスタジオに登校が必要な授業で、おおよそ月に1回の頻度で開催されます。
レコーディング、ミックス、マスタリング、音の解像度、実際にプロの現場で使われる機材の音を生徒楽曲で確認したり録音したりする、等の様々な要素がある本物のプロの現場を経験できる授業で、現実とは剥離した雑多な言説が大半を占めるDTMやレコーディング情報を、確かな知識と経験を積み重ねることを目的とします。
本授業には卒業生も参加可能であり、授業終了後には懇親会が開催され、本校の文化でもある在校生や卒業生を交えた分け隔てない交流を、オンライン受講がメインとなった現在でもコンスタントに継続していくための授業でもあります。
こうした交流により、在籍時期の異なる生徒同士で仕事案件をコライトした例も多数あり、やる気の高い生徒達しか集まらない本校では、授業の枠を超えた生徒同士の質の高い音楽的な交流の場としても機能しています。
尚、特別授業の1つである、大規模商用レコーディングスタジオ見学は本授業とは別のカリキュラムです。
※新型コロナウイルスの状況いかんで授業や懇親会は延期、中止されます。
スタジオ実習で扱う内容
- プロの現場で使用されるマイクの種類と、実際の録り音の確認
- プロの現場で使用されるHA(マイクプリアンプ)の種類と、実際の録り音の確認
- プロの現場で使用されるコンプレッサーの種類と、レコーディング、ミックス、マスタリング時の音の確認
- レコーディング、ミックス、マスタリングでそれぞれ使用されるモニタースピーカーの種類と音の確認
- プロの現場でのレコーディングの流れ
- ソースや狙った録り音ごとのマイキングの種類や方法
- プラグインとアウトボードの使い分けの実例
- 生徒楽曲のボーカルやギタートラックのレコーディングや差し替え
- 生徒楽曲の編曲やトラックメイキング
- 生徒楽曲のミキシングやマスタリング
- 生徒楽曲指導
等々。