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2013/12/19

【WEB授業】運転中の音楽家が聴力維持のために心掛けなければならない大事な1つのこと

131218_lifehack_drive

 

 

 

今回は作曲やDTMだけではなく楽器演奏者や歌手等で幅広く音楽を嗜んでいる方にも関係のあるお話です。

 

 

皆さんのなかで車を運転される方は結構いらっしゃることかと思いますが、春・秋の陽気な時期の日中は窓を開けて運転すると最高ですよね!

しかしそんな快適なドライブが実は音楽家にとっての生命線とも呼ぶべき聴力にダメージを蓄積し続け兼ねないことが今回のテーマです。

 

 

かつて所有していたボロ車のエアコンからある日突然熱風しか出てこなくなりました。

そろそろ梅雨入りしようかという6月中旬、まさかのクーラーの故障・・・。

もうすぐ車を買い換えようと思っていた矢先だったのでちょっとでもお金をケチるためエアコンは修理せずそのまま夏を乗り切る覚悟を決めました。

・・・この判断が全ての悲劇の始まりでした。

 

 

梅雨も明け7月後半になるとクーラーなしの窓を閉め切った車内は灼熱地獄です。30分くらいでリアルに死ねると思います。

となると飲料水を大量に持ち込み窓を全開で走るというスタイルしか私の選択肢はありません。

私はツアーで忙しいバンドマンでも大きなアンプを転がすギタリストでもなく、常にPCと楽器と機材に囲まれた自宅スタジオが定位置の作曲家ですし、外出するようなスタジオ仕事や打ち合わせは電車移動で事足りるのに、駐車場代が地方の家賃くらいするこの東京で無理をしてでも車を所有する理由といえば、趣味のサーフィンのために他ならないのでした。

 

 

サーフィンができる程波が立つ海といえば圧倒的に千葉・茨城の太平洋側なので移動は毎回高速道路となり、当然クーラーが壊れている私の車の窓は高速道路を移動中でも常に全開フルオープン。

その年の日焼けの要因はサーフィンよりも恐らく運転中に喰らった紫外線だろうというくらいの窓の開けっぷりを発揮します。

 

 

千葉 九十九里の海

 

 

最初は死ぬ!とか思っていたノンクーラードライブですが、慣れてくると案外イケてしまう。否、イケてしまうどころか窓から入ってくる風により汗が乾き体温が下がることを如実に実感でき人体って凄いな~なんて余裕すら出てくる程。

 

 

そんなドライブにも慣れてきた8月頃、ある異変が私の身体を襲います。

どうも楽曲のmixバランスが悪いと言われることが多くなり、右のギターだけ音量がでかくない?という具体的なご指摘まで頂く有様。

当の私からするといつも通り録音して左右のギターとも同じバランスでエフェクトしmixしTDしていたつもりだったのですが、モニタヘッドフォンを左右逆にして聞いてみたところ、明らかに右chのほうがギターの音がデカい!

ギターの音がでかいというより、右chにPANを振ったトラックの音量がことごとくデカい!

 

 

なんと右耳だけちょっとした難聴状態に陥ってしまったようで、やはり思い当たる節としては全開フルオープンで高速道路を運転する日々が真っ先に浮かび、よくよく思い返せば海に着いたばかりに右耳の耳抜けが悪かったり、キーンと耳鳴りがしていたり等のことが脳裏を駆け巡ります。

 

 

右ハンドルの日本車で窓を全開にすると当然右耳が外界と最も近くなり風の威力も強く、高速道路での走行速度だと常に大音量のホワイトノイズ且つ鼓膜に直接振動を与えるような風圧が掛かります。

これが耳にとって非常に良くなかったようで作曲、DTM、ミックス等々全ての楽曲制作の作業に悪影響を及ぼしたようでした。

 

 

風圧難聴(勝手に名付けました)発覚後、運転席側の窓だけ閉めそれまで通りのスタイルで運転を続けていましたが、聴力はすぐに回復!

無事普段通りのMIXバランスを取り戻すことができました!

何よりも恐ろしかったことは徐々に進行していたため自分では気付けなかったところにあるかもしれません。

 

 

陽気な日中の窓を開けた快適なドライブ、我々音楽家は末永い音楽活動と引き換えに手離さざるを得ないのかもしれませんね。

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