目次
初級楽典コース概要
総合コース系3つの課程について
総合系コースは難易度ごとに3階層の課程に分かれており、第1階層目となる本課程では、初級楽典コースと初級DTM・DAWコースの2つのコースが用意されています。
2階層目の共通課程(総合DTM作曲コース)を受講するためには、入学課程判定試験にて規定以上の成績を収めるか、初級課程を修了しなければなりません。
入学者のこれまでの音楽経験を無駄にしないため、入学課程判定試験とヒヤリングの結果を基に、2週間~2ヶ月(課程修了試験の期間は含まず)の期間の中で生徒それぞれの状況を考慮した上で、講師陣が最適な受講期間を決定します。
受講の最後に用意されている課程修了試験に合格することで、総合DTM作曲コースに進学することが可能です。
尚、初級DTM・DAWコースとの同時受講も可能です。
初級楽典コースの説明
楽典とは音楽理論の一部で、特に基礎の部分を指します。
楽譜の読み書きの基礎、度数の基礎、各種音楽用語、その他発展的な学習をするために必要となる様々な音楽の基礎知識を学び、総合DTM作曲コースの学習が開始できるレベルに押し上げるためコースとなります。
楽典を含む音楽理論は、複雑で機微に富んだハーモニーやコード進行を自由自在にコントロールするために、作曲を行っていく上でまず知っておかなければならない全ての土台となる重要な内容です。
総合DTM作曲コースでは授業の度に様々な課題が出題されますが、初級楽典コースでは課題がない代わりに、授業内で練習問題を一緒に解いていったり、少しでも不明な点がある場合は完全に理解できるまで講師陣と質疑応答を徹底的に繰り返したりします。
また、とてつもなく広大な音楽の裾野を網羅するためには、あらゆるものを吸収する貪欲な積極性が必要なことから、授業と直接的に関係のない内容であっても積極的な質疑応答を推奨しています。
入学可能期 | 常時 |
入学条件 |
総合DTM作曲コースに入学手続きを終えた進学予定の者のみ。 |
受講期間 | 2週間~2ヶ月程度 |
授業間隔 | 週1回を原則に試験結果や生徒希望を踏まえて調整 |
課題 | 無し(復習を徹底してもらいます) |
同時受講 | 初級DTM・DAWコースとの同時受講のみ可 |
募集要項や学費は下記のページからご確認下さい。
リンク募集要項・学費
授業や受講について
初級楽典コースにて行われる授業の詳細についての説明は、別途ページにて解説していますのでそちらをご覧下さい。
リンク【授業紹介】初級楽典コース
受講方法
- 通常授業(動画授業)
- 無制限のあらゆる質疑応答
- 個別楽曲指導
コースに含まれる授業科目
- 楽典基礎
- 簡単な譜面の読み書き
- 簡単な度数
- 上記科目の練習問題
- その他、基礎的な楽典や音楽理論について
在学中のフォロー
- オンラインコミュニティ(24時間の質疑応答フォーラム等)
- 機材カウンセリング
- ウィキペディア
※生徒ごとに受講期間や内容が異なるため指導カルテはなく、講師陣との直接対話が中心となります。
リンク在学中の各種フォロー
総合DTM作曲コースへ進学するまでのフロー
初級課程を修了し、総合DTM作曲コースに進学するまでの大まかな流れです。
担当講師
入学案内
初級楽典コースに入学するまでのフロー
初級楽典コースへ入学するまでの大まかな流れです。
入学願書を出願するには原則として入学説明会への参加が必須です。
リンク入学説明会
入学願書は下記ページより出願して下さい。
リンク入学願書出願
受講が推奨されるケース
- これから作曲(音楽活動)を始める
- DTMはそこそこ出来るが楽譜や音楽理論に一切触れたことがない
- 長年バンド活動を続けているが楽譜や音楽理論に一切触れたことがない
- 独学で楽典や音楽理論を多少かじったことはあるが、知識に偏りがあり1から学び直したい
- その他、楽典や音楽理論の初心者
etc...
以下に該当する方は受講の必要はない場合もあります。
- 幼少期から器楽を嗜んでおりコンクールなどで上位の成績を収めている
- 吹奏楽部出身者で全国大会出場の経験がある
- 合唱団(部)出身者で全国大会出場の経験がある
- 音楽大学(高校)の在学・出身者
- 保育士の資格を有している
※上記に該当する場合でも、総合DTM作曲コースの入学課程判定試験の結果が基準に満たない場合は本コースの受講が必要になります。
入学者例
ケース1:既にプロ活動するピアニスト出身作曲家

幼少期からピアノをはじめ、現在は一般企業に勤めながら兼業作曲家として活動中。
PCやDTMが苦手なまま受注した作曲仕事を何とか納品している状態だったため、基礎から学び直し更に幅広く作曲の仕事を獲得するために、入学課程判定試験は合格だったものの、本人の希望により初級課程2コースから入学し、約1ヶ月で総合DTM作曲コースへ進学。
ケース2:サラリーマンをしながらプロの作曲家を目指す元バンドマン
高校、大学時代に主にギターにてバンドで活動し、その後新卒で会社員として就職。
現在は主にプロとしてJ-POPなどの作曲や編曲の仕事を獲得するため、仕事の傍ら独学にて作曲やDTMを勉強中。
PCには比較的明るかったため、入学課程判定試験の結果はDTMのみ合格。
どうせプロになるなら長きに渡って活躍をしたいため、どのような時代になっても対応できる盤石な土台を作るために初級楽典コースへ入学し、約1ヶ月半で総合DTM作曲コースへ進学。
ケース3:これから作曲をはじめる大学生
とくにこれまで音楽経験はないものの、昔から好きだったアニメやゲームなどの楽曲制作に興味があり、大学在学中にきっかけを作るべく、初級課程2コースから入学。
学校の休みを利用し毎日勉強したおかげで、約1ヶ月で初級2課程を修了し総合DTM作曲コースへ進学。