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東京DTM作曲音楽学校ではこの度新たな授業を増設することとなりました。
・至上最強のストリングスアレンジ講座第3回目授業(本科生対象、追加料金無し)
・リベンジストリングスレコーディング企画(卒業生対象)
の2点となります。
各期生のみならず音楽業界で働く方々からも大好評を頂いている「至上最強のストリングスアレンジ講座」ですが、プロオーケストラの弦楽奏者講師がストリングスに纏わるあらゆることについて講義を行い生徒自作曲へのアドバイスをする第1回目と、大規模商用レコーディングスタジオにて生徒自作曲をレコーディングする第2回目の合計2回の授業となっておりました。
制作費減が叫ばれて久しい昨今においてはプロの作曲家、アレンジャーであってもストリングスを生録音する機会はどんどん減り、生徒各自の楽曲を一流の弦楽奏者達に演奏してもらう実体験は、単にストリングスの生録音という枠組みを超え、DTMを基とするからこそ生きてくる、第3者を介在させて楽曲を完成させる行程についての様々な可能性を考察できる唯一無二の企画として、レコーディングを終えた生徒達からも大いなる賛辞の言葉を多数頂戴しております。
実際自作曲のレコーディングを終えた生徒達は、良い意味でレコーディング前の想定を大幅に超えた驚きや発見が沢山あったようで、この経験を生かして再度、自作曲のストリングスレコーディングをやらせて欲しいという声が多数挙がりました。
通常レコーディング本番は最後の授業として行われますが、ここまで生徒達のなかに印象的な出来事として足跡を残せたことは大変喜ばしいことであり、彼らの本番を通して得た貴重な経験を後輩生徒達へフィードバックし役立ててもらいたいということと、プレイヤー講師に当日のディレクション内容は本当に自分が記した譜面で正しかったのかどうかを更に深く知ることのできる機会を作るべきと考え、翌期生のストリングス講座第1回目授業を前期生の第3回目授業とし、合同で授業を行うこととしました。
レコーディング本番には当該期生より1期後輩にあたる生徒達がレコーディングスタジオ見学も兼ねて参加しますが、当該期生達のディレクションを経てどんどん変貌していくプレイヤー達の演奏を間近で見聞きする経験は自分達の本番にも大いに役立ちます。
加えて変遷していく楽曲を目の当たりにした上で、それらの譜表をより正確なものにするためにはどうすべきかという、将棋でいうところの感想戦までも見ることができるようになり、翌期生にも多大なメリットが期待でき合同で行うことが最善と判断致しました。
また、卒業生は第3回目の授業で前回の自身の楽曲の更なる反省ができ、リベンジストリングスレコーディングにて最高のパフォーマンスが出せるようにしてもらいます。
東京DTM作曲音楽学校では今後も常にパワーアップを続け、現場を知らないレッスンプロだらけの音楽教育業界を変革するために邁進して参ります。