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この学校に半年間通い、得たものは一生分の宝になると思います。
社会に出てから音楽で食べていく事なんてまるで他人事の様に思っていましたが、半年間の授業を通してその考えは払拭されました。
たまたまDTMステーションで「至上最強のストリングスアレンジ講座」を拝見し、その内容の豪華さに興味を持ち説明会へ。
説明会なのにその授業の内容の濃さに終電を忘れる程熱中しました。
勿論、半年間の授業は1回1回の内容が濃く全て見逃せない内容となっています。
逆に、半年間でできる事は限られますが、プロを目指す為の最低限の準備運動がそこに詰まっています。
この学校を卒業したからといってすぐプロとして活躍できるとは限りません。
しかしながらこの学校で得られるもの・・・音楽理論、トラックメイキング、コンペに取り組む上でのマインド、donsuke先生の現場体験、その他たくさんの情報、それらを素直に受けとめ、ただひたすらに実践し自分の中に取り込む事が、プロになる為の最短距離なのではないかと今は感じます。
少しずつそれを実践してきた同期生や私自身のトラックは半年前と比べ確実に進化していると感じます。
DTMが普及して1人でなんでもできてしまう時代になりましたが、すべて1人で「できる」の可能性の裏にはすべて1人で「やってしまう」という可能性も潜んでいます。
これが決して悪いという事ではありません。
あくまでも選択肢の1つであり、最善の選択はアウトソースにも存在するかもしれないという事です。
曲作りの方法は人の数、曲の数だけ無数にあり「どうすればこの曲がもっといい曲になるのか」を考え、選択しなければならないという作編曲家としての本質を授業を通して気が付かされた様に思っています。
そして本校では、卒業後もそうした思いに対してdonsuke先生を始め、生徒同志が助けてくれる素晴らしい環境が整っています。
半年間の講義で音楽知識だけではなく、音楽で食べていく為の様々なマインド、行動指針を示して頂いたdonsuke先生、共に真剣に音楽と向き合い、互いを高め合った同期生の皆様に感謝したいと思います。