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今回も6、70年代ブリティッシュアーティストが大好物な某レコード会社役員のめっさ偉い方と一緒に、遂に念願のグレッグ・レイクのライブを観戦することができました!
ちなみにこの方とは2012年末のスティーヴ・ウインウッドxエリック・クラプトン(ブラインドフェイス名義でやればいいのに・・・)の武道館公演や、2012年観戦したなかでダントツの完成度であったThe Zombiesのライブもご一緒させて頂いている、正真正銘の6、70年代ブリティッシュ好き同志なのであります。
開演予定時刻から30分近く遅れてようやく流れ始めたSEが、なんとKanye WestがカバーしたKing Crimsonの21st Century Schizoid Manという非常に刺激的な選曲!
さすが御大、すぐさま「カニエじゃねーかこれ!」と音楽業界の生き字引っぷりを発揮。
当たり前ですが会場の年齢層は相当高めであり、Kanyeの楽曲だとわかった御大と同年代の観客がどれだけいたかと思うと、現在でも絶えず自身の音楽的素地のアップデートを欠かさない姿勢に、ただただ恐れ入るばかりであります。
ちなみに予備情報ゼロでライブに望んだのですが、アコギを抱えたグレッグが1人で登壇し若干びっくり。
いや、最初はソロでやってこれから色々メンバー出てくるんでしょ?と思っていましたが、結局最後まで1人。
じゃあ弾き語りかといえばそうではなく、なんとボーカルとギターのマイナスワントラックを流すという、R&B歌手のようなライブ手法。
しかし往年の甘いトーンは健在!
若干キーは下がっていたもののKing CrimsonやEmerson Lake & Palmerの名曲の数々を披露してくれました。
が、なんと途中で30分もの休憩。
せめて30分休憩しますとアナウンスがあればお酒も売れただろうに、ノンアナウンスだったためいつグレッグが戻ってくるのかと待つファンはその場を動くことができず、非常に無駄な時間を過ごすこととなりました。
そして最後までカラオケ状態だったのでやはりライブ特有の臨場感はなく、少し・・・ではなく結構残念な内容でしたが、少年時代から憧れていた歴史的なアーティストと生で触れ合えたことは何事にも代え難い価値がある!と言い聞かせ、次こそはEL&Pでの来日公演を是非とも実現してくれよー!と願うばかりなのでありました。