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本日は向井航先生の在籍するバンド「CANTHANA」のライブにお邪魔させて頂きました!
会場は私が到着した時点で既に満席!
それもそのはず、3チェロという変則的なメンバー構成だけでなく、メンバー全員が日本各地のプロオーケストラで活躍中という凄い経歴を持つチェログループでもあるからなんですね!
本日はコントラバス、エレキベース、アコギ、ドラムの4名を迎えたバンドスタイルでのライブでした。
主に新旧の洋邦問わないロック&POPSをリーダーのMartinさんが3チェロ用にストリングスアレンジしたものを演奏するスタイル。
曲はOzzy Osbourne、Bon Jovi、Sting、井上陽水さんなんかを!
チェロの持つ音域の広さのおかげで同じ楽器が3本あってもそれぞれ楽曲の役割を分担する編曲が可能となり、奏者だからこその楽器の特性を最大限に生かした不必要なパートが存在しないストリングスアレンジが随所に目立ったように感じました。
時たま全員でユニゾンする時は奏者が変わるとこんなにもサウンドが違うのか!思う程三者三様のサウンドバリエーションをみせ、近年DTMやソフトシンセで作曲する割合が非常に増えてきた私にとって、生楽器の幅の広さや奥深さを改めて認識させられる良いライブでした。
また、全員男性ということもあり、ゴリゴリなロックサウンドがとてもよく似合う!
まるで抜けの良いディストーションサウンドのようなザクザクした刻みは、ストラヴィンスキー「春の祭典」のようでした。
今後はほんとにディストーションやマルチエフェクターをカマして更に面白いことをやりたいらしく、今日は3人揃ってチェロにピックアップを付けて試していたとのこと、どうなるか非常に楽しみですね(笑)
オーケストラの方達はこれから年末までしこたま繰り返される第九(ベートーヴェン 交響曲第9番)で大忙しになるので、向井先生とお会いできるのは今年これが最後だったみたいです。
あ、良いお年をって言うの忘れた(笑)
終演後は日本が誇るスラッシュメタルバンドUNITEDのベーシスト、横さんが経営するFrom Dusk Till Dawnへ!
夏以来久々に顔を出しましたが最近通風の悪化でお休みしていた横さんの復帰日ということもあって良い日に来れました。
UNITEDは結成から30年以上経過した超大御所バンドで、そんな横さんのお店には夜な夜な世界中(日本公演後の外タレも)からロック系のバンドマンが沢山訪れるめちゃくちゃホットな場所なんです。
私はたまーにDJとしても活動していて、Burrn!編集部、ディスクユニオンのヘヴィメタルバイヤー責任者、Arch EnemyやCARCASSのレコード会社社長さんという、メタラーなら度肝を抜かれるような蒼々たる面子とヘヴィメタルイベントをやらせてもらっていて、たまたまこちらのお店で開催させて頂いた時のご縁から今でもお世話になっております。
残念ながら(!?)仕事でメタルを作ったりすることは殆どないのでとても貴重なんですこの繋がり!(笑)
そんなこんなで今夜はSepulturaの91年の作品を聞きながら久々の友人とも偶然再会しつつ色々な音楽を満喫したのでした~。